【実験】サポート材無しで空中印刷をしてみた結果・・・【3Dプリンター】

サポート材がくっついて剥がれません。
そもそもサポート材無しだと印刷することはできないのか?
適当な思い付きで実験してみました。 予想外の展開になっています。

3Dプリンターは宙に浮いている部分を印刷するときには「サポート材」という物をつけて印刷しないといけません。
サポート材をつけると剥がしにくかったり、剥がした跡が残ってきたなくなります。

サポート材が無いと本当に空中を印刷できないのか?
実験してみます。

実験用モデル

宙に浮いている幅を23mm、68mmの2種類作ってみました。
この宙に浮いている部分がサポート材無しでまともに印刷できるのか?
ただそれだけの実験です。

ビルドプレートから宙に浮いているところまでの距離は6mmにしてます。

印刷パラメーター

実験用に印刷パラメーターを変えてみました。
通常使用しているパラメーターだと失敗すると思うので、印刷温度を180℃、ビルドプレート温度を50℃にしてみました。

あまり印刷温度を下げすぎると樹脂が溶け切らず、ノズル詰まりの原因になってしまうのでこれぐらいが限界かなと思います。

温度を下げる事で少しでも早く樹脂が固まってくれることが狙いです。

印刷開始

こんなことしようと思ったきっかけは、計画中の物がサポート材無しでは印刷しにくい形状だったからです。
サポート材のパラメーターはまだ見つけれていないので、またパラメーター探しやるのもめんどくさい・・・

印刷開始して空中印刷に入った時に、予想外の事態が起こりました。
やっぱり空中印刷は無理でしたwwwで、終わるつもりだったのに、普通に印刷してくれています。
樹脂が垂れている絵を撮りたかったのに、普通にできてしまっています。

モデル変更

形は最初のモデルと同じで、空中印刷する距離を68mmにしてみました。
単純に考えて、宙に浮いている部分が長ければ失敗するだろうと思ってこの長さで印刷してみます。

68mmと言う中途半端な長さにした理由は、PCとかに使うアルミ製のヒートシンクを土台として入れてみたかったから。
土台有りと、無しで比較してみます。

土台無し

空中印刷部分の最初を印刷している時に少し垂れましたが、印刷中見ているかぎりでは大きな失敗にはなっていないようです。

出来上がりを見てみると少し曲がっているようにも見えますが、これぐらいなら熱で加工すればどうにでもなりそうな気がします。

土台有り

アルミ製ヒートシンクを印刷中に入れてみます。
ヒートシンクはビルドプレートの上にのせて温めておきます。

右側が剥がれてしまったけど、正面から見る限り特に変わった様子はありませんでした。

裏側

一番気になる裏側、本来ならサポート材が付くところを見ていきます。

23mm

裏側はざらざらしていて積層のくっつきが悪いように見えます。
見えないところで使うのならこれぐらいは許容範囲ではないかと思います。

その他は特に変わった様子は無し。

68mm 土台無し

こちらは印刷中に一部垂れかかってる場面があったものです。

空中印刷したところですが、やはり一部剥がれていました。
最初の短い物と比べても全体的に積層間のくっつきが悪いです。

68mm 土台有り

ヒートシンクを土台代わりに入れたものです。

土台があるので当然の結果だと思うのですが、一番きれいにできていました。
積層間のくっつきも悪くない。

見えるところで使用するのは無しかなと思えるような出来でした。

まとめ

幅30mmまでは何とか印刷できそうな感じはしました。
ただ見えるところで使用するのは無しです。

今回は実験のため温度を下げているので、印刷失敗のリスクが高く使ってみようと言う気にはなれません。
3Dプリンターは印刷時間が長いので、できるだけ失敗のリスクはできるだけ避けたいからです。

サポート材という機能があるのだからこれを使えってことですかね・・・
めんどくさいですが、サポート材のパラメーターも探さないといけないようです。

以上、何の役にも立たない実験でした。

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