【最強強度】3Dプリンター造形物の内部に、コンクリートを流し込んでみた #2

前回の続き、フィラメントフォルダー製作になります。
最強強度を目指して印刷物の空洞にコンクリートを流し込みました。
コンクリート扱うのは素人なので、参考程度に見て下さい。

前回の記事↑

フィラメントホルダー自作

前回は枠組みを3Dプリンター作りました。
やり残したフィラメントを支える部分の上の丸い所の製作から、コンクリート充填して完成までやっていきます。

丸い棒の作成

印刷速度UPのためレイヤー高さ0.3mm、ある程度強度がいるのでインフィル密度25%で印刷しました。

コンクリート充填

コンクリートはダイソーで売っていたものを使いました。
水入れて混ぜてひたすら流し込んでいきます。

コンクリート充填作業がかなりやりにくかったです。
できるだけ3Dプリンターでの印刷時間短縮だけを考えて設計した結果です。

側面にコンクリートが大量について後々めんどくさいことになりました。
狭い所に流し込む方法とかあるのでしょうけど・・・

コンクリート充填直後は意外ときれいにできたと思いましたが、乾燥すると下手くそさが出てきます。
この辺が素人とプロの違いなんでしょうね。

コンクリートの特性

コンクリートやモルタルは給水して膨張し、乾燥すれば収縮する。
乾燥によりコンクリート中の水分率が小さくなることに生じる変形を「乾燥収縮」という。

水分を含むと膨張して、乾燥するときに収縮するということみたいです。

塗装

側面は濡れたティッシュで拭いたり、やすりでこすってみましたが、積層跡に入り込んだコンクリートは取れませんでした。(白く残って目立つ)

表面も手で触るとボロボロ崩れてしまいます。
見た目手触りともによろしくなかったので、表面をコーティングする意味も込めて塗装しています。

組み立て

作業性を何も考えていない設計の為、ねじ止めが非常にやりにくかったです。
次回何か作る時には作業性も考えないといけませんね。

今回はコンクリートを中に詰めているのである程度の強度があります。
中が空洞のままだと割れている可能性があります。

結果として、この固定方法は正解でした。
思ってたよりしっかり固定されています。

取付

ここで最初からついていたフィラメントを乗せるところは取り外しておきました。

僕は3Dプリンターを机の上にのせているので、机の下に空洞があります。
そこにフィラメントを置くことでスペースを確保する狙いです。

コンクリート収縮の影響なのか多少がたつきはありますが、使用上問題ないので見なかったことにしてこのまま使用します。

割といい感じにできたのではないでしょうか・・・

※動画内ではコンクリートと言っていますが、正確にはセメントです。

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