積層跡はやすりで削ったら消えるんじゃね?
実際はそんなにうまくいきませんでしたが、なんとなくこうしたらいい所までは見えてきました。
安物を使いすぎたのも原因の一つです。
3Dプリンターで印刷した積層跡を消す実験をしていきます。
色んな道具を使えば積層跡を消すことは出来そうですが、身近にあるもので簡単出来るといいですよね。
やすりでひたすら削っていけばどうなるのか試してみました。
積層跡
3Dプリンターで印刷した積層跡もアクセントになっていい感じに見えるときもあるのですが、高確率で線が入ったようになることがあります。
目標は鏡面仕上げ!
やすり掛け
やすり掛けをして車用の塗料を塗ってみたのですが、これだけでは深い溝を消す事が出来ませんでした。
きれいになっているところもあるのですが、この実験ではかなり削ったので寸法が変わってしまいます。
パテ埋め
深い溝は塗料で埋めたぐらいでは消えません。
そこでパテを使ってあらかじめ深い溝は埋めておきます。
パテは100均のを使用しました。
事前にやすりで表面を平らにするのと、ある程度表面を削っておきました。

この上からパテで深い溝を埋めて塗料を塗ってみます。

上がパテ塗りした後で、下が余分なパテを削り落とした後です。
白く見えるところがパテになります。
想定ではこれで塗装すれば完璧な仕上がりになるハズです。
仕上げ
塗装してみましたが、積層跡がまだ残っています。
陰で見るとそんなに目立たないのですが、光を当てるとかなり積層跡が目立って見えます。

造形物の面の外側はきれいにできているのですが、中心へ行くほど積層跡が残っています。
厚さ2mmで作っているので中心へ行くほど強度が弱く、やすりに当たってなくて削れていないようです。
削る時に押さえつけるとどうしても角の部分にだけ力が掛かってしまいます。
充填率0%で作っているので触ると面の中心が柔らかいことも原因です。
対策としては充填率100%で作る、壁を分厚くすることが考えられますが、印刷時間がかかってしまうので現実的ではありません。
削るときれいになることはわかったのですが、強度の問題で削れないところが出てきてしまう。
これはまた今後の課題としておきます。
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