今使っている3Dプリンター(Anycubic MEGA-S)がぶっ壊れたかと思いました。
2年ほど使用していましたが、突然印刷中に止まる事態が発生。
調査内容を忘れないためにメモとして書き残しておく。
誰かの役に立てば幸いです。
T0 senser abnormal
T0 senser abnormal=温度センサー異常
3Dプリンターが印刷中に突然停止。
ちょうど外出していたので家に帰ったら終わっているだろうと思っていたが、途中で止まっていた。
画面にエラー表示もなく停止していた。
その時は再印刷することでエラー無く印刷する事が出来たが・・・翌日印刷すると、印刷開始→温度上昇→ノズルが動き出したタイミングでノズル温度の表示がふらつき始め、最終的には「T0 senser abnormal」のエラーを吐いて停止。
エラーが出た後はタッチパネル操作はできるが、何を押しても受け付けてくれない。
幸い、エラーと同時にヒーター(ベッドも)は止まっているらしく、ファンも回りっぱなしになっているので見ていない時にこのエラーが出た時でも最悪の事態は避けられるようになっているようだ。
※リセットすることで操作可能になる。
温度センサー交換
ネットで調べていると「T0 senser abnormal」は温度センサーが断線している可能性が高いとの事。
たしか予備パーツが最初についていたので交換することに。

この写真の線が温度センサーらしく、左側に小さいイモネジが付いているのでそのネジを緩める事で取り外し可能。
予備パーツからこの線だけを取り外し交換。

見た目には断線している様子はなかったし、テスターで断線確認しようにも先端が何かで固められているので測りようがなかった。
動作確認
交換した直後は正常に印刷完了したので、直ったと思っていたが・・・
次の日に印刷するとまた「T0 senser abnormal」のエラーで停止。
今度は動き出す前、温度が70℃付近まで行くと温度が上がらなくなってエラーが出るようになった。
ノズル先端から樹脂が垂れてきているので、70℃程度の温度ではないはず、この温度センサーが原因ではなかったようだ。
プリントヘッド交換
エラー名が温度センサー異常なのだから、それ以外のところを交換しても意味は無いと思うのだが、ネット情報だとこのエラーが出たらプリントヘッドを丸ごと交換したら直ったと言う人もいたので、半信半疑で交換してみることに。
交換直後温度を上げるとエラーが連発したが、最初温度センサーとヒーターの線がカプトンテープで止められていたので真似してテープで固定。
そうすることで今のところエラーは出なくなった。
ファンの振動で温度センサーが中で振動していたのが原因?
結局何が原因だったのかは不明、個人的には基盤が怪しい or 他のところで断線しかかっていると思うのだが、エラーが出なくなったのでこれ以上の調査は出来ないので様子見とする。
エラー再発した時の調査方法
このまま直ってくれるとありがたいのだが、根本的な原因がわかっていないのでいずれ再発する可能性は高い。
この記事を書いている時点で調査しようと思っていることをメモしておく。
エラーログの確認
・印刷中のエラーならCuraからエラーログを拾えるらしい(壊れた時にやり方を時に調べる)
Anycubic公式
断線 or 基盤確認
・プリントヘッドが原因でなかったら、どこかの線の断線か基盤の故障だと思われるので、下の画像のコネクタから線を追いかけていく。

電気系は得意じゃないからこんなことやりたくないんだよなぁ
できる事ならこれで直っていてほしい。
また壊れたら続きを書きます。
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