セメントを充填するのに苦戦して、作業が思ったように進みませんでした。
とりあえず形にはなったので、途中経過までになります。
エンクロージャーのサイズは適当です。
セメント充填スピーカー
3Dプリンター製スピーカーのエンクロージャー製作を開始。
樹脂だけだと軽く音が悪いので中にセメントを詰めて重量を出し、音漏れを防ぎます。
スピーカーは家にあった使っていないロジクールのスピーカーを取り出して使用します。
設計→印刷

壁になる所に隙間を作ってそこにセメントを流し込みます。
この形状は1回で印刷するのは無理なので半分に分割、セメントを流し込んでからくっつけてその上から白のフィラメントで印刷したものをかぶせて完成させようと思います。
2分割して印刷しているのでこれを組み合わせるのですが、角の部分が膨らんでいてくっつけると隙間が出来て接着強度が心配、やすりで削って全体的に平らにしておきました。
下準備が出来たのでこの隙間にセメントを流し込んでいきます。
セメント充填
セメント充填方法なのですが、隙間が狭いのでどうやってセメントを流し込むか色々考えていましたが、結局やってみないとどうなるかわからないのでやってみます。
①セメント
セメントを水で混ぜる前、粉の状態で造形物の隙間に入れておいてそこに水を流し込み中で混ぜる方法を試してみます。

この方法は無理がありました。
中が見えないから水とセメントの分量が分からない、実際水を入れすぎています。
棒を突っ込んで混ぜている時にあふれてきたり、セメントを追加するときに周りにこぼれてメチャクチャになってしまいました。
結構入れたつもりでもまだ半分ぐらい・・・なんかうまくいきそうな気配がしなかったのでこの方法は諦めました。
まだ固まる前だったので、水で洗い流すときれいに落ちました。
②粘土
中に入れるのは固まれば何でもいいので、紙粘土を使ってみました。

水で薄めてドロドロにしています。
よく考えるとさっきのセメントと同じことをしているのでうまくいくはずがありません。
粘土なら押し込んでいけば何とかなるだろうと単純な考えでやってしまったのが間違いでした。
途中までやったけど失敗の予感しかしないので、固まる前に水で洗い流しました。
いいアイデアが思いつかないので隙間は後回しにして、先に側面の方をやっていきます。
側面
こっちは先ほどの隙間ほど狭くないので、適当にセメントを入れて、前回の動画で自作したコンクリートバイブレーターを当ててやればきれいに広がります。
狭い隙間にセメント流し込む方法
流し込むところに穴を空けて、簡単に流し込めるようなものを3Dプリンターで作りました。
穴は少し大きめに作って先ほどの造形物にかぶせます。
隙間はセロテープで埋めて穴の開いているところをカッターで切っていけば完成。
この上からセメントを乗せてコンクリートバイブレーターで振動を与えてやれば勝手に流れ込んでいくという作戦です。

これでコンクリート充填が完了しましたので、次回はスピーカーを取り付けて組み立て→完成までやっていきたいと思います。
次回もお楽しみに。
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