ダイソードリルは持つところがありません。
手動で回すには手が痛くなりすぎるので、回しやすくするために持つところを3Dプリンターで自作してみました。
ダイソーのドリルは持ち手が無いので、回すのが大変です。
今後このドリルには活躍してもらおうと思っているので、今のうちに回しやすくできるように、3Dプリンターで改造しておきます。
ダイソードリル改造計画
肝心の持つところですが、ダイソーの精密ドライバーを使います。
六角形になっているので、この形のものを3Dプリンターで作ってそこに差し込みます。

ドライバーみたいな感じに回せるようにできたらと考えてます。
3Dプリンターで作った六角形の物と金属製ドリルの固定方法は熱で溶かして固定してみます。
穴の水平展開

使用している3Dプリンターは丸い円の穴を空けると少し小さくなってしまうので、今回はこの穴の補正をスライサーソフトで設定してみました。
あらかじめどのぐらいの誤差が出るかを調べておく必要があります。
スライサーソフト(Cura)の「穴の水平展開」の数値を変ます。
プラスの数値を入れると穴が大きく、マイナスの数値を入れると穴が小さくなります。
今回は0.4mm大きくしてみました。
印刷

糸引きが目立つますが、この程度ならライターで炙ってやれば何の問題もありません。
糸引きを処理したら、サイズを確かめてみました。
精密ドライバーのほうの六角形の穴は完璧なサイズです。
ドリルに刺す方の穴は若干3Dプリンター側が大きくなってしまいました。
熱融解
ドリルを3Dプリンターで作った六角形の造形物に固定していきます。
金属の方のドリルを炙って樹脂側に突っ込んでやります。
そうすると内部で樹脂が溶けて、わずかに開いてる隙間を埋めて完璧に固定されるはずです。

樹脂に熱したものを突っ込むとその熱で造形物全体が柔らかくなってしまい、手で触っているところの形が少し崩れしまいました。
動画を編集している時に思いついたのですが、この対策として、ある程度固定したら、水で冷却してやればいいかと思います。
それか、直接接着剤を流し込んでやるのもいいかもしれません。
完成
完成したものを使って実際に木に穴をあけてみました。
何も持つところがない時よりかははるかに回しやすかったです。

熱で溶かして、何かに固定するやり方は他にも応用できそう・・・
小さい物を溶かそうとすると、全体が柔らかくなって形が崩れるので何かいい方法を考えなければいけませんが、大きい物だと多少は大丈夫そうです。
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