3Dプリンターで作った造形物に間接的に熱を加え、金属を埋め込んでいきます。
やりすぎると造形物全体が柔らかくなって形が崩れてしまうので、慣れるまで実践あるのみです。
前回のスピーカーの改造でノコギリを使ったのですが、持つところが無くて出血しました。
これから計画している物でもノコギリを使うので、出血しない為にも持つところを作っていこうと思います。
ノコギリの持ち手製作
モデルは家にある持ち手のあるものを真似して作っていきます。
アクリルカッターがちょうど良さそうなのでこれを参考に設計しました。
モデリング
今回作るのは曲線が多く3DCADでモデルを作るには勉強不足。
曲線をきれいに作る方法をまだ詳しく知りません。
なので、写真を撮って上からなぞって書いてみました。
サイズは今回のノコギリ用に変更しています。
持ち手を真ん中で2分割してノコギリを挟んで接着剤で固定する作戦です。
出来上がりは思ってたより小さくなってしまいました。
CAD上ではこのぐらいだろうと思っていても実際は少し小さくなってしまう・・・よくあることです。
熱融解
このまま張り合わせたのでは、ノコギリを入れる溝を作っていないので、きれいに張り合わせる事が出来ません。
PLA樹脂は熱に弱い特性を利用して、ノコギリの上からはんだごてを押し当てて埋め込んでいきます。

まとめ
3Dプリンターは細かい所が奇麗にできないので、こうやって金属を埋め込んだ方がいいかもしれません。
ネジ止めもナットを埋め込んでネジ止めすればきれいにできるのではないでしょうか。
樹脂を溶かして埋め込むので多少の誤差もカバーできるかと思います。
初めて挑戦したものとしては意外ときれいにできました。
実際に使えないと意味が無いので、部屋に転がっていた木を切ってみました。

持つところはもっと大きくした方が持ちやすいです。
耐久性に関してはしばらく使ってみないとわかりませんが、今回使った感じだとしっかりしていて大丈夫そうな感じはしました。
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