ヒートベッドの下には保温するものが何もありません。
最近の寒さの影響で昇温に時間がかかっているのではないかと思い、ヒートベッドの底にコルクの板を張り付けてみました。
印刷中も温度維持しているので、電気代の節約効果もあると思います。
ヒートベッドを保温するための改造
今回はヒートベッドの昇温を早くして保温性を高めるための改造をしていきます。
準備する物
- ヒートベッドの大きさのコルクの板
- ハサミ
- 両面テープ
- 定規
ホームセンターに行ったらちょうどいい大きさのコルクの板が売っていたので、ここで購入した物を使用します。
Amazonでも売っています、800円ぐらいです。
まずはヒートベッドの大きさに切っていきます。
僕の使っている3Dプリンターのベッドの大きさは22cm×24cmでした。
ベッドの裏側は配線とかあるので、ヒートベッドを外して裏側を確認してから加工します。
コルクをベッドの大きさに切ったら、ベッドを外していきます。
この3Dプリンターはオートレベリング機能がついてないので、ネジを回して調整する仕様です。
4か所のネジを外すとヒートベッドを外す事が出来ます。
バネが入っているので持ち上げる時、落して無くさないように注意。
ヒーターの線がはんだで固定されていて移動することが出来なかったので、その場で裏返して作業しました。
ヒートベッドの裏側はこんな感じになっています。

切る所の寸法を測ってコルクを加工、これを両面テープで張り付けます。
この両面テープはダイソーの物を使いましたが、剥がれたら耐熱用の両面テープを買ってきます。

レベリング
貼り付けたら元に戻して、レベリングのやり直しをしました。
確認の為に適当なモデルを印刷しました。
肝心の昇温時間ですが、特に計っていませんが何もない所にコルクを張り付けたので効果はあるでしょう。
ベッドの下は空洞で何も保温する物がありません。
個人的なレベリングのやり方は、常温で4隅を調整しておいて温度を上げてもう一度同じように微調整しています。
常温だとノズル先端に樹脂が残っていることがあるので、その分クリアランスが広くなってしまいます。
温度を上げてノズルに着いた樹脂を溶かすことで、正確なクリアランスに調整する事が出来ます。
この動画では「常温では何故か中心のコリアランスが狭くなる」とか言ってますけど、この時は気が付いていなかっただけで、ヒートベッドの歪みが原因です。
最初から歪んでいたのでこれはどうしようもないです。
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