現在使用しているスライサーソフト「Ultimaker Cura」の印刷パラメーターです。
レイヤー高さ0.2mmと0.3mm。
印刷パラメーター
各パラメーターごとに少々解説を入れながら見ていきましょう。
各数値の左側がレイヤー高さ0.2mmで右側が0.3mmの値になります。
フィラメントはANYCUBIC純正のPLAです。
品質
レイヤー高さ | 0.2 | 0.3 |
ライン幅 | 0.4 | 0.4 |
初期レイヤーのライン幅 | 140 | 140 |
外郭
壁の厚さ | 1.2 | 1 |
ウォールライン数 | 3 | 2 |
外壁移動距離 | 0.2 | 0.2 |
上部/底面の厚さ | 1.2 | 1 |
上部厚さ | 1.2 | 1 |
上部レイヤー | 6 | 4 |
底面厚さ | 1.2 | 1 |
底面レイヤー | 6 | 4 |
上層/低層/パターン | ジグザグ | ジグザグ |
壁印刷順序の最適化 | ||
壁補正 | レ | レ |
外壁補正 | レ | レ |
内壁補正 | レ | レ |
水平展開 | 0 | 0 |
穴の水平展開 | 0 | 0 |
Zシーム合わせ | ランダム | ランダム |
アイロン有効 |
上の方で数値が違いますが、右側の0.2mmの方はCuraの初期設定です。
0.3mmの方は弄っています。
アイロン機能は使う時にチェックを入れるのでお好みでどうぞ。
オスネジを作る時は水平展開に0.2を入れるとちょうどよくなりました。(0.2mm)
インフィル
インフィル密度 | 20 | 20 |
インフィルパターン | ライン | ライン |
インフィル公差量 | 15 | 10 |
インフィル密度は仮に「20」を入れています。
いらなければ「0」で。
インフィルパターンはできるだけ印刷時間が短い物を使用しています。
マテリアル
印刷温度 | 200 | 200 |
初期レイヤー印刷温度 | 0 | 0 |
ビルドプレート温度 | 60 | 60 |
フロー | 100 | 100 |
初期レイヤーフロー | 100 | 110 |
印刷温度は使用してるフィラメントの適正温度で変わります。
初期レイヤーフローはレイヤー高さ0.3mmだと110%にした方が安定するのでこの値にしています。
スピード
印刷速度 | 50 | 60 |
外壁速度 | 50 | 60 |
内壁速度 | 50 | 60 |
移動速度 | 100 | 100 |
初期レイヤー速度 | 25 | 30 |
初期レイヤー印刷速度 | 25 | 30 |
スカート/ブリム速度 | 40 | 40 |
加速度制御を有効にする | レ | レ |
移動か速度 | 3000 | 3000 |
印刷ジャーク | 8 | 8 |
移動ジャーク | 10 | 10 |
基本的に一番上の印刷速度しか触りません。
印刷速度の値を変えるとその下のパラメーターも自動的に変わってくれます。
レイヤー高さ0.2mmなら50~60
0.3mmなら複雑な形状でない限り印刷時間短縮の為100ぐらいまで上げてます。
奇麗に印刷したいから0.2mmにするので基本的にレイヤー高さ0.3mmの時しか触りません。
移動
引き戻し有効 | レ | レ |
レイヤー変更時に引き戻す | ||
引き戻し距離 | 6 | 7 |
余分な押し戻し量の引き戻し | 0 | 0.2 |
引き戻し最小移動距離 | 1.5 | 1.5 |
コーミングモード | すべて | すべて |
引き戻しのない最大コム距離 | 0 | 20 |
外壁の前に引き戻す | ||
移動はサポートを回避する | ||
引き戻し時のZホップ | レ | レ |
印刷パーツに対するZホップ | レ | レ |
Zホップ高さ | 0.075 | 0.075 |
冷却
印刷中の冷却を有効にする | レ | レ |
ファン速度 | 100 | 100 |
標準ファン速度時の高さ | 100 | 100 |
冬で寒い時はファン速度を落としても問題ありませんでした。
50%程度までは真冬に確認済み。
サポート
サポート材を使わないように設計するのを目標にやっているので、普段使っていないからこのパラメーターはまだ見つけれていません。
よくわからないから使わないだけなのは内緒・・・
ビルドプレート密着性
ビルドプレート密着タイプ | スカート | スカート |
スカートライン数 | 5 | 5 |
スカート/ブリム最小長さ | 250 | 250 |
密着タイプは造形物の大きさやお使いの3Dプリンターのくっつき具合によって変えて下さい。
ライン数は印刷最初フィラメントが出にくいので多めにしているだけです。
今使ってる3Dプリンターはベッドから剥がれることが稀なので、ラフトは未使用。
まとめ
このパラメーターは僕が使っている3Dプリンターの例なので、メーカーが違ったり、個体差で合ったり、気温・湿度、フィラメントによって変わってきます。
同じパラメーターでも同じように印刷できないことがあります。
最初にこのパラメーターを入れて、微調整していくのもありかもしれません。
他にもパラメーター公開している人がいるので比べて見て下さい。
空欄は一応表示しているだけで使っていません。
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